那智勝浦 (大門坂)

聖地「那智山」まで約640mをつなぐ「大門坂」。巡礼路として1,000年以上も昔から参拝者を見守り続けてきました。樹齢800年を越える老杉など、熊野古道の当時の面影を感じながら歩くことができます。

田辺・本宮 (大斎原)

熊野本宮大社の旧社地。中世には、庶民にまで広まった熊野詣は、まずこの大斎原を目指しました。入口には、当時の壮大な社地を偲ばせる高さ34mの大鳥居がシンボルとしてそびえています。

新宮 (熊野川舟下り)

皇族たちが熊野本宮大社に参拝後、熊野速玉大社へ向かうために利用した川舟。現在でも木製の小舟に乗り、約90分間かけて平安時代の参詣を追体験することができます。語り部の案内を聞きながら舟からの景色、当時の歴史や物語に触れてみてください。

白浜 (円月島)

白浜のシンボルとして親しまれている円月島。正式には「高嶋」といい、島の中央に円月形の海蝕洞がぽっかり開いていることから「円月島」と呼ばれ親しまれており、日の沈む夕景の美しさは格別です。